【津市・美容院】皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その8~
本日激暇につきブログの書きだめになります。
今回はよりわかりやすくしようと思い、久しぶりにウィッグを使って実際に検証してみました。
まずは結果から見ていただきましてスタートします。
※当ブログの写真は一切加工なし、リサイズのみでの掲載になります。
まず、今回用意したのが数年前から転がっていました使い古しのウィッグ。
このウィッグの履歴としまして、
ブリーチ1回、縮毛矯正1回、パーマ1回に、黒染め1回、娘のカット2回の状態から、
向って左側がお店で普段から使っていますオーガニックメインのカラー剤
向かって右側が市販の良く売られています泡カラーでそれぞれ明るく染めたものです。
黒染めをして1年以上経過しており、パーマ剤がついていましたので、
比較的黒染めもとれて明るくなりました。
※向って左側半分と右側半分でかわります。
この事前状態にいつもお店で使っています薬剤を塗布していきます。
《お客様1人1人の状態に合わせてその場で調合して作りますオリジナルのハイブリッド縮毛矯正の薬剤》です。
※通常のサロン様で使われています縮毛矯正剤よりもダメージは
相当抑えられた、かなりハイスペックな薬剤を使用していますが、
髪の毛の状態にあわせて調合をしますと結果がわかりにくいので、あえて調合はせずに
『一般的にカラー毛の場合に僕が選定して使うレベルの薬剤』を両方に塗布しています。
15分放置しまして、流して軽くシャンプーで落とした状態です。
縮毛矯正の手順にそって一度完全に乾かしています。
この段階で、左側は髪の毛の1本1本が綺麗に収まっている状態、
右側は細かい髪の毛が暴れだしているのがわかるかと思います。
アイロン180度で2回スルーした状態です。
当然ですが、綺麗になります。
アイロンを通した段階ではあまり変化を感じません。
ですが、2液をつけ7分放置後、流して乾かしただけの状態です。
ブローも、何もしていませんがコームで軽く整えた程度の状態です。
向って左側のお店の優しい薬剤で染めた状態→縮毛矯正
向って右側のホームカラーで染めた状態→縮毛矯正
どうでしょうか?見たこと、経験したことがあるお客様も多いかと思いますが、
右側の状態がよくいわれます
『びびり毛、びびった状態』
の髪の毛になります。
繰り返しますが、一切の不正なく、厳正にそのままの状態で施術しています。
いつもお店でホームカラーの危険度をお話させていただく理由は、
このように縮毛矯正やパーマなどの『アルカリ性の薬剤』に触れる可能性がある場合は
かなりの確立でこのような状態になってしまいます。
※実際お店で施術する場合、当然薬剤の調整やチェックをより細かくしますが、
それでも泡カラーやホームカラーの場合はかなりのリスクが生じてくるのが実情です。
これは縮毛矯正やデジタルパーマをお店のメイン施術としており、
一般的なサロン様より数倍の数をこなしております当店でもそうなるという事実です。
ホームカラーを施術することがダメであるとか、やめてくださいと
いった事を強制したいわけでも、言いたいわけもなく、やるのであれば
最終的には自己責任になりますのでサロンでも失敗やミスがあったとしても
最終的にそれは御自身の責任の上でされることになるという事なんです。
※当店で縮毛矯正比率、デジタルパーマ比率は合算で60%を超えております。
なぜ合算かといいますと、縮毛矯正+毛先カールという当店オリジナル施術メニューの場合、
根元ストレート、毛先デジタルパーマで同時の場合、別日の場合とありますので
基本的には施術の延長線にあるからです。
髪の毛を染めるといった作業は本来免許をもって、
劇物としても登録されてます薬剤を使うので、
ご自宅で出来るほど簡単にはいかないものなのです。
『それをどなたでも簡単に染まっているようにみせるために、
市販の薬剤にはあらゆる添加物がいれてあります』
そういったものがダメージの増加を促し、
実験ではサロンカラーとホームカラーの『ダメージ比率は1:5』という結果もあります。
《サロンで5回染めるダメージと自宅で1回染めるダメージが同じ》なんです。
さらに言いますと当店の場合、
『一度染めた髪の毛の部分にはほぼダメージをさせない
酸性や中性のカラー剤を使用してますので基本的なダメージは新しく染める根元部分のみ』
になります。
そういったプロフェッショナルな仕事の部分に関しての料金になりますので、
薬剤の原価であるとかだけではなく仕事内容、知識、所見の是非によって価値を知っていただけば幸いです。