【津市・美容院】皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その9~
今日も先日使いましたウィッグを使って、よく聞かれる質問を紐解こうと思います。
先日ホームカラーを施術しましたウィッグに縮毛矯正をし、ビビッた状態です。
向って左半分が、サロンカラー→縮毛矯正、
右半分がホームカラー→縮毛矯正
一目でわかる違いになってますが、今日はこの右半分にフォーカスしていきます。
まず、ビビリ毛というのは、
◇薬剤が過剰に反応した
◇アイロンの熱が過剰に反応した
◇両方
などの場合におこる、髪の毛がちりちりになる状態をいいます。
濡れてますとリカちゃんの髪の毛のようになります。
基本的にビビリ毛は修復はできません。
ですが、治る状態のものもありまして、その際はこれからの工程でなんとかなる場合もございます。
向って左半分をさらに2つに別けまして、順番に①~④と振り分けます。
①と③酸性の薬剤(縮毛矯正にも使用可能)
②と④酸性の薬剤(縮毛矯正にも使用可能ですが、4~5回の施術が必要)
で施術していきます。
※②と④に使っている薬剤が特殊で、実は凄いメリットとデメリットを保有してます。
当店はこれを利用しまして完全オリジナルメニュー『ストカラー』が施術できます。
その説明は後で記載させていただきます。
1剤を流しまして、乾かしただけの状態です。
この段階で、変化を感じていただけますか?
わかりづらいかもですが、
③と④の毛羽立ちが収まりまして、ビビリ状態が改善されています。
さらにもう1点、これが『ストカラー』が出来るようになった1番の特徴なのですが、
②と④の毛束は色がすこし明るくなっています。
これは事前のカラーの染料を落としてしまうというのがデメリットといわれていたのですが、
当店は逆にこのデメリットを利用すれば、
以前染めたカラーリングの色をある程度リセットできる
という考えからメニュー化に取り組み出来上がりました。
ですが、薬剤自体が酸性ですごく優しいために、
基本的に髪の毛へのダメージはまったくないのですが、
癖が強すぎる方、髪の毛が太すぎる方、健康毛の方、
には使用ができません。
ですが、逆に
カラー毛である、癖も平均的か、弱い、あほ毛が出る、収まりが悪いといった方、
縮毛矯正ほどの真っ直ぐさはいらない方、などはダメージなしでストレートに出来ます。
話がすこし脱線しましたが、アイロンをあてた状態です。
さらに2液を塗布した状態。①と③は酸性の縮毛矯正剤ですので
2液の固定が必要ですが、②と④はトリートメントですので不要になります。
※実際の施術においても『ストカラー』はラストが『アイロン仕上げ』で終了となります。
2液を流し乾かした状態です。
どうでしょうか?
最初のビビリ毛の状態が完全に治ってはいませんが、
かなり改善されているのがわかっていただけるかと思います。
さらに、先ほどの『ストカラー』で使う薬剤を使用した、②と④に関して
おろして馴染ませてあげると色が抜けているのがわかります。
この状態でお好みのカラーリングを入れれるので(実際はこの流す工程の前にカラーします)
仮に黒染めに近い色や、通常反対色で難しい色も出来る可能性が増えてきます。
ですが、基本的に『ストカラー』のお約束事としまして、
①最低でも3回は続けて『ストカラー』を施術しないと癖はとりきれない
②45日ほどのサイクルで『ストカラー』を継続すれば色も癖も希望の仕上がりになります
といった条件はつきます。
ですが、縮毛矯正とカラーリングを別々に、という従来のメニューでするよりも、
はるかにお安くなってますので継続しやすい価格設定となってます。
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