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【津市・縮毛矯正・ストレート】siesta(シエスタ)の考える、ホームカラーの危険性とリスクについて【三重県・美容院・美容室】

今年の冬トレンドなのが、くすみ暗髪!
アッシュカラーなど、くすんだ中に透明感や抜け感がある大人っぽいカラーのことです。
というわけで、今回はカラーリングについて書いてみたいと思います。
実際にウィッグを使っての検証も行っていますので、是非ご自身の目で確かめてみてください!

まず、縮毛矯正とカラーリングは相関性があるのか?
一見関係なさそうに思えるかもしれませんが、あります、重要です。
それは縮毛矯正だけでなく、カラーもされる方がいらっしゃるためです。
縮毛矯正において重要なのは、いつでも髪の毛の状態を把握し、季節や状態に応じたダメージコントロールをするということです。
縮毛矯正は非常に繊細な施術です。
これが出来ていないと、一気にダメージが加速してしまいます。

しかし、しっかりとした知識と技術を持ち合わせた美容師の元、適切な条件で施術をしていれば、ダメージが出たと感じることはほぼないはずなのです。
家でのケアはきちんとしている!(=髪を完全に乾かす)
それなのにダメージが出る・気になるという場合、「美容室でのカラーや縮毛矯正の薬剤が強すぎる、またはあってない、調整できていない」ことが原因だと考えられます。
これらに気を付けていれば、どんな方でも綺麗に髪の毛を伸ばして頂くことができます。

少々話がずれましたが、カラーでもなるべく低ダメージなものを使用したり、トリートメントを併用したりして頂く方が良いです。
普段からダメージに気を付けておけば、<いつでも縮毛矯正が出来る状態をキープ>することが可能なのです。
そういうお話をするためにも、カラーリングの知識と経験が必要になります。
ポイントを押さえた上でカウンセリングをし、施術させて頂ければ、目に見えてダメージが進むとか、手触りが悪くなるとか痛みやすいといった事が起こることはほとんどないと思って頂いて結構です!

カラーでもなるべくダメージを残さないように、というお話をさせて頂きましたが、ホームカラーはどうなのでしょう?
結論から申し上げますと、極力控えて頂きたいというのが私の本音です。。。
結果をご覧頂くと一目瞭然かと思います
ウィッグの左半分はお店で使うオーガニックメインのカラー剤。
そして右半分は市販で良く売られている泡カラーでそれぞれ染めました。

皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その8~

ちなみに、当ブログの写真は、一切加工なし、リサイズのみで掲載しております。
右の方は毛がゲジゲジして見えませんか?

今回用意したのは、数年前から転がっていました使い古しのウィッグです。
ブリーチ1回、縮毛矯正1回、パーマ1回に、黒染め1回、娘のカット2回の状態からのスタートとなります。
上記の通り、左半分にお店で普段から使っていますオーガニックメインのカラー剤、
そして向かって右半分には市販で良く売られています泡カラー剤を使用します。
黒染めをして1年以上経過しており、パーマ剤もついていましたので、比較的黒染めもとれて明るくなりました。

次に、いつもお店で使っている縮毛矯正の薬剤を塗布していきます。
お客様1人1人の状態に合わせてその場で調合して作る【当店オリジナルのハイブリッド縮毛矯正薬】です。
※一般的なサロンさんが使用される薬剤と比べ、ダメージが相当抑えられた、かなりハイスペックな薬剤ですが、結果を分かりやすくするため、敢えて状態に合わせた調合はせず、「一般的なカラー毛」の場合に選定するレベルの薬剤を両方に塗布しています。

皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その8~

15分放置したのち、流して軽くシャンプーで落とした状態がこちらです。

皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その8~

そして、縮毛矯正の手順にそって一度完全に乾かします。
この時点の状態が画像の通りです。
こちらの段階で、左側(お店のオーガニックカラー剤)は髪の毛の1本1本が綺麗に収まっているのに対し、右側(市販の泡カラー剤)は細かい髪の毛が暴れだしているのがわかるかと思います。

皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その8~

続いてアイロン180度で2回スルーした状態がこちらです。
当然ですが、綺麗になります。
アイロンを通した段階ではあまり変化を感じません。

その後、2液(酸化剤)をつけ7分放置、流して乾かしただけの状態です。
ブローも何もせず、コームで軽く整えました。

皆が知りたい縮毛矯正のあれこれ~その8~

向って左側:お店の優しい薬剤で染めて→縮毛矯正
向って右側:ホームカラーで染めて→縮毛矯正
いかがでしょうか?
見たこと、経験したことがあるお客様も多いかもしれません。
右側の状態が、「びびり毛、びびった状態」の髪の毛になります。
繰り返しますが、一切の不正なく、厳正にそのままの状態で施術しています。

よくお店でホームカラーの危険度をお話させて頂く理由は、ホームカラーの後、このような縮毛矯正やパーマなどの「アルカリ性の薬剤」に触れると、高確率で「びびり毛」になってしまうためです。
実際お店で施術する場合、当然入念に髪の状態をチェックし、薬剤の調整を細かく行います。
しかしそれでもホームカラーをされた場合、かなりのリスクが生じてくるのが実状です。
縮毛矯正やデジタルパーマをお店のメイン施術とし、一般的なサロンさんよりハイスペックな薬剤を使用し、数倍の数をこなしている当店でもそうなってしまうということです。

ホームカラーを施術することがダメであるとか、絶対にしないでくださいと言いたいわけではありません。
ホームカラーには手軽で安価にオシャレを楽しめるという利点もあります。
ただ、どうしてもリスクはあるということです。
縮毛矯正をお考えの方は、縮毛矯正後の髪の状態に差が出てしまうということを念頭に置いた上で判断してみて下さい。

髪の毛を染めるといった作業は、本来免許を所有する者しか行ってはいけないものでした。
劇物としても登録されている薬剤を使用するため、注意を要する行為というわけです。
残念ながら素人さんがご自宅で気軽にできるほど簡単にはいかないものなのです。
そんなカラーリングを、どなたでも簡単にできるようにみせるため、市販の薬剤にはあらゆる添加物が入れてあります。
それらの添加物がダメージの増加を促しています。

実験では、サロンカラーとホームカラーの「ダメージ比率は1:5
という結果もあります。
<サロンで5回染めるダメージと自宅で1回染めるダメージが同じ>なんです。

さらに申し上げると、当店の場合は<酸性や中性のカラー剤>を使用しています。
これらのカラー剤は、一度染めた髪の毛の部分にはほぼダメージを及ぼしません。
よって、<基本的なダメージは新しく染める根元部分のみ>ということです。

お店でのカラーは、このようなプロフェッショナルな仕事の部分に関しての料金になります。
薬剤の原価だけではなく仕事内容、知識、次の施術への影響も踏まえ、価値を認識頂けると幸いです。
何か気になる点や疑問がありましたらLINE@で受け付けております。
皆様が綺麗な髪を維持できるようお手伝いできたら嬉しいです!


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